2年前くらい前に、新築時につけていたアイホンのドアホンが壊れ、当時も防犯カメラを兼ねるデバイスを探したけど見つからなかった。Panasonicやアイホンなどの新しいドアホンシステムは工事も含めて10万以上はかかるようだったし新鮮味もなく気分が乗らない。
しかたないので、とりあえずの電池タイプ、無線の簡易なシステム1〜2万を付けていた。これもPanasonicだが電池なので工事はいらない。使ってみると心配してた早期の電池切れはなくて、意外にも1年以上電池が持った(来訪者が多くないからだろう)。ただ若干のラグがあって、これで来訪者と会話するのが煩わしく、プチストレスだった。それにドアホン押した時しか録画できない。
(モードの切り替えでラグは少なくできるが電池の持ちが半分くらいになるらしい)
Amazonをブラブラ見ていたらシンプルなドアベル兼カメラが目に留まった。aqaraって中国メーカーらしいが、なかなかデザインが洗練されてる。機能的にも玄関前の人感センサー付きカメラとしても使いたい自分の希望と合致。Homekitにも対応。お値段も20%オフクーポンありで1.3万くらい。電池で使えるが電源にも対応というので決めた。
早速ざっと試してみて、やっぱり電池ではダメだと気づく。10分くらいでスリープ状態に入ってしまう。オンラインの英語マニュアルをよく読んでみたら、そう書いてある(Amazonにも書くべきだろうが!)。スリープするとドアベルを押しても鳴らない、3回押してやっと鳴った。(待っていたらしばらくして鳴るのかもしれないが、そんなに待てないよ)
それに人感センサーで検知してからの録画や通知も電池ではできない。やっぱり電源コード繋げないとだめだ。
で、もともとの電源設備を使いたいが、以前の機種はもう20年くらい前ので、室内の親機に100Vをつなぎ、親機が電圧を下げて玄関の子機に送る仕組みだった。その弱電圧がどのくらいなのかはどこにも書かれていない。このカメラには「12V-24V AC 0.2A 50/60Hz 8V-24V DC 0.5A」の電源が必要と書かれている。計測器など持ってないし、とりあえず繋いでみたら機能しない。そればかりか親機から呼び出し音が鳴り続けたりして、、こりゃ使えない。そもそも故障してたので期待はしてなかったが。
さて、親機が通せないとなると、どうやって弱電圧の電気を玄関カメラまで届けるか・・・コンバーターのようなものが必要なら電気屋さんに頼むしかないなぁ。けど商品買わずに設置だけって嫌だろうな。電気屋に知り合いもないし。
そこでやっぱりここはありがたいネット情報。同時に危険もあるけどね。
ちゃんと教えてくれてるいい人がいます(本当にありがとうございます(°▽°))。
その方はAmazonで買った12V1Aの電源コードを使ったと。
そうか!「電源コード」!。パソコン周辺機器なんかの電源コードはだいたいこれくらいの電圧なんだ!
そこで、家にある不要になった機器の電源コードの仕様を片っ端から調べまくって、使わなくなったTPーLINKのルーターのコードがビンゴ!12V1A!
コードの先を切り落とし、くっつけてある線を2つに分けて、親機のあった壁から出ている弱電圧用のコード2本に繋げてOK。
無事電気が供給された。(やったー🙌)
すると自動的に省電力モードから外部電源モードになった。
ベルを押してからの反応が少し早くなったし、留まり検知(人感センサー)からの通知、顔認証も問題なく機能。
ただ、ネットワーク系の問題だと思うが、Aqaraアプリからの検知の通知が度々来なくなる。アプリのログには全て検知されたことが記録されているが、通知がこない。これが、家のWi-Fiルーターを再起動するとまた機能しだす→数時間〜1日くらいでまた通知しなくなる。という繰り返し。うーん。。
ただ、この問題はAppleのHomekitを使えば回避できる。Homeアプリからは通知が途絶えることはない。顔認識もHomeアプリで可能だし、外出先でベルの呼び出しに答えるのも可能。あ、Aqaraのアプリでもドアベルの呼び出し時は通知が途切れない(確かそうだったと思う)。
それと、外出先からカメラのライブ動画を見る場合、楽天モバイルの回線を使うとHomeアプリでは見れない(録画クリップは見れる)。Aqaraアプリでは見れる。楽天モバイル以外の回線やWi-Fi環境からならどちらも見れる。以前プラススタイルのカメラの時もそうだったけど、楽天モバイルは何かしら違いがあるらしい。
だから、外出先では検知の通知はHomeアプリで受け取るが、ライブ映像を確認する時はAqaraアプリ。ドアベルに対応する時も来訪者の顔が見たいのでAqaraアプリで対応、ということになる。勤務先ではWi-Fiだからどっちでもいいけど。
このへんはどっちかのアプリで完結するようにしたいものだなぁ。
また追い追い考えていこう